あじさいネット

みなさんは、あじさいネットというものをごぞんじでしょうか?

法律の改正により、これまで市町村で行っていた国民健康保険制度が
2年後に県単位でおこなうことになっています。
業務の効率化という点では良いのでしょうが、財政的には
赤字の国民保険が一か所にまとまるだけの話で財政面の問題はそのままです。
県の財政悪化を食い止めるためには、この国民健康保険の財政面の改善はさけられません。
支出、すなわち医療費を削減する必要があるのです。

例えば、みなさんが体調不良でA病院に行ってXという検査を受けたとしましょう。
そこで出たXの検査結果はA病院だけが持つことになります。
その後、皆さんが引っ越して再び、体調不良になったので近くのB病院へいったとします。
そしてB病院でまたXという検査をして、その結果はB病院が持つことになります。
同じXという検査を2回受けなければならない訳です。
もし、このXの検査結果をどの病院も共有できればどうでしょう?
検査は1回で済みますし、その分医療費が余計にかかることはありません。
どの病院に行っても行きつけの病院とおなじデータがあることになります。
全ての病院が主治医となるのです。
また、ずっと昔に受けた同じ検査のデータがあれば現在との比較にも使えるかもしれません。
この医療データの共有が「あじさいネット」なのです。

このあじさいネットを長崎県の標準にできれば、
医療の質を下げることなく、医療費の支出を削減できるのです。
県民の健康と生命を守り、財政改善を進めることができる「あじさいネット」。
この素晴らしい取り組みを私は全県に取り入れるように提案していきます。

(吉村まさとし)