長崎市のMICE施設に施設について~後編~

MICE施設には様々な議論がありますが、特に中心となっている3つの懸念について私なりにお答えしたいと思います。

『長崎市の財政でやっていけるのか?』
建設は可能です。ただし、維持・管理コストをまかない、経済効果を高めるに様々な取り組みが必要です。しかし、MICE施設が新ビジネスを創出することも忘れてはいけません。

『県との協力体制は?』
県と市の連携も進んでいます。しかし、長崎市のまちづくりは、県全体に影響を与えるだけに、長崎県には当事者として一層の積極性をと力添えをお願いしたいと思います。

『建設予定地は他に使い道があるのでは?』
建設候補地に長崎駅西側が挙げられていますが、ここは何が作られるかで街の将来が変わるほど重要な場所です。行政がまちづくりの一環として利用するのが妥当だと思います。

このようにMICEに関する懸念は、今後の努力次第で克服出来るものです。また、私が考えるMICE施設は単なる箱物ではありません。会議だけを行う場所である必要はないのです。民間の様々な業者をMICE施設に組み入れるのも有力な方法の一つでしょう。

公共事業は営利活動ではありません。住民が必要と感じ、住民のためになる施設であれば、それは行政が対応するべきものです。長崎の将来を考えた時にMICE施設は必要であると私は思います。

(吉村まさとし)